会の歩み その3
5.昭和60年代(西暦1985年~)
定例行事として、夏は鵠沼海岸の砂浜で繰広げられるサマーカーニバル、冬は新年会と盛大に行われるようになり、新年会には学校から必ず常任理事等の幹部職員
が来会され、両イベントとも藤沢三田会は他から羨まれる存在となりました。行事の際の抽選会賞品が次第に豪華になり、新年会には鈴木彰夫会員の経営するラプラージュ製のデコレーションケーキのお土産付となりました。
なお、この時代には市内遠藤地区に慶應義塾の湘南藤沢キャンパスが開校になり、キャンパス正門付近のメイン道路南西側街路樹の植樹に協力し、「緑の寄付金」として会から学校に706万円(202件)が寄付されました。62年には当会の創立40周年記念品として三色のペナントを制作して新年会出席者全員に配布しました。
6.平成年代(西暦1989年~)
新年会(参加者約150~200名) とサマーカーニバル(参加者約400~500人)は年中行事として益々盛大に行われました。新年会の会場は都合により平安閣(現在のカルチャーボンズ)から藤沢グランドホテル (現在のグランドホテル湘南)に変更され、その後平成18年まで藤沢市民会館で行われました。なお、この年代から部会活動が始まり、SFCの見学、遊行寺の「一つ火」への参加、各工場の見学会等が活発に行われ、夫々参加者の親睦を深めています。会長は平成7年に安部政寿君から 秋山曄君にバトンタッチされました。
7.平成10年代(西暦1998年~)
平成10年に入り、新年会、サマーカーニバルとも定着化し、抽選会の賞品も次第に豪華になりましたが、反面、会の財政は悪化傾向にありましたので、経済不況の厳しい中ではありましたが、やむを得ず11年ぶりに年会費を4,000円に値上げしました
平成11年は新年会に地元藤沢出身の大学野球部佐藤友亮君(明治中―慶應高校―慶大―現在西武ライオンズ) を招いて、激励することになり、後藤監督以下主力選手とともに佐藤選手に出席願いました。野球部選手招待は現在まで続いています。
SFCの行事へも積極的に参加することにし、11年の秋祭には紅葉市 (フリーマーケット)に参加し、また12年の秋祭には写真、書、陶芸等同好会員により作品展を行いました。なお、本作品展を機に平成16年より市民ギャラリーで年一回アート展を開催しております。また、永らく中断しておりました「会報」を復活し、第一号を平成13年に発行しました。
サマーカーニバルでは魚が獲れなくなったため昭和56年から中断していました地引網を平成14年に22年ぶりに再開しました。
会長は平成15年に秋山曄君から上田万丈君に代わりました。
8.創立60周年を迎える(西暦2007年)
平成19年に、当会創立60周年を迎え1月20日にグランドホテル湘南において盛大に祝賀会兼新年懇親会を行いました。当日は第一部、第二部に分け、第一部では松澤成文神奈川県知事 (塾員)に特別記念講演をお願いしました。
60周年記念として会員の作詞、作曲による「藤沢三田会の歌」を制作、会場で披露、記念品として会員全員に男性には三色のネクタイを女性には三色のスカーフを配布しました。 また、慶應義塾150年記念事業に会より100万円を寄付、翌年更に50万円を追加寄付しました。
その他、60周年記念行事として、9月15日に江ノ島ビュータワー内虎丸座でシルバーレイのハワイアン演奏会を開催、11月10日に藤沢市民会館で藤沢市芸術文化振興財団と共催でダークダックスコンサートを、11月13日に同会館で藤沢地区の障害者等を招待して行われた平尾昌晃チャリテーコンサートを後援しました。
60周年記念事業を終え、平成20年から年会費を10年ぶりに3,000円に戻し、財政の健全化に努めています。 会長は平成26年に瀧澤邦好君から岩崎好男君に代わりました。
代 | 氏 名 | 在任期間(自) | 在任期間(至) |
1 | 平尾賛之助 | 昭和22年 | 昭和30年 |
2 | 島崎 敬夫 | 昭和31年 | 昭和37年 |
3 | 石河 幹武 | 昭和38年 | 昭和48年 |
4 | 萱野章次郎 | 昭和48年 | 昭和56年 |
5 | 安部 政寿 | 昭和57年 | 平成 6年 |
6 | 秋山 瞱 | 平成 7年 | 平成14年 |
7 | 上田 万丈 | 平成15年 | 平成19年 |
8 | 疋田 康雄 | 平成20年 | 平成21年 |
9 | 瀧澤 邦好 | 平成22年 | 平成25年 |
10 | 岩崎 好男 | 平成26年 | 現 在 |
平成26年1月現在 会員数・・・約650名 幹 事・・・33名(うち女性8名)
周辺三田会その他との親睦
鎌倉、逗葉、茅ヶ崎各三田会等と連絡を取り合い、各々の行事の際には互いに参加し合い、また事務局長会議を随時開催し情報交換等に努めています。
その他早稲田大学藤沢校友会、中央大学藤沢白門会とも親睦を重ねている外SUC(shonan university club)ー加盟校15校ーとも随時交流をはかっています。
(終わり)